こんにちは、メンタルケアサロン cococareの姫野です。
今回はビタミンDについてお話ししていきたいと思います。
ビタミンDって、実は『妊娠ビタミン』と言われるくらい妊活や妊娠継続にとっても大切な栄養素なんです。
ビタミンDの役割
そもそもビタミンDの役割は
ビタミンDはカルシウムの吸収促進、骨の成長促進、血中カルシウム濃度を調節する重要な役割のある栄養素で、健康な骨を維持するために欠かせない、脂溶性のビタミンです。
引用:大塚製薬
こちらに書かれているように、骨を維持するのに欠かせないビタミンのことです。
他には、
ビタミンDには、免疫機能を調整する働きがあります。
殺菌作用を発揮する抗菌ペプチドを作る働きをし、体内に侵入したウイルスや細菌などに対して必要な免疫機能を促進します。
このため風邪やインフルエンザ、気管支炎や肺炎などの感染症の発症、悪化の予防にも関与することがわかってきています。
引用:大塚製薬
など免疫機能の向上にも欠かせないビタミンです。
そんなビタミンDですが、妊活や妊娠にとても大きく関わっています。
下記にまとめてみましたので見ていきましょう。
ビタミンDと妊活・妊娠の関係
ビタミンD濃度が高い人
- 卵巣予備能が高い。
- 体外受精の妊娠率がアップする。
ビタミンDと妊娠の関係
- 子宮内膜の環境を整える着床に必要。
- 多嚢胞性卵巣症候群の女性はそうでない女性に比べてビタミンD不足が多く、補充することで排卵率が改善される。
- 習慣流産のリスクを下げる。
- 卵胞液中のビタミンD濃度が1ng/㎖高くなると、妊娠率が6%増加する。
このように、ビタミンDには赤ちゃんを望む女性にとってとても大切な役割をしてくれていることが分かります。
ですが最近の女性は、ビタミンDが不足しているビタミンD欠乏症の方がとても増えています。
実は私もそうなんです。
健康診断で貧血で引っかかり、たまたま診てくださった先生が不妊に力を入れている先生で、詳しく検査してみたところビタミンD欠乏症だということが分かりました。
なぜビタミンDが足りていない女性が増えているのかというと、その摂取方法に理由があります。
ビタミンDの摂取方法
ビタミンDの摂取方法は大きく分けて2つあります。
「食べ物」と「日光浴」です。
ビタミンDは食べ物から摂取することができます。
例えば魚肉類、肉類、天日干ししたきのこ類、卵黄、乳製品などです。魚肉類の鯖や鮭、マグロなど油の多い魚や、肝によく含まれており、肉類であれば牛レバーが特にビタミンDが多く含まれているので積極的に摂ることをおすすめします。
そして次に日光浴。
皮膚に直射日光が当たると、コレステロールからビタミンDが生成されるんですね。しかもなんと、日焼けマシーンでも同じの効果を得ることが可能です。
日光の浴び方については、あくまで直射日光を浴びることが重要で、日光を窓越しに浴びてもビタミンDは生成されません。
今多くの女性が紫外線対策を徹底していますよね。
強い日焼け止めに日傘、アームウォーマーなど長袖を着るなど、絶対に日光を肌に当てないように対策をしている方が非常に多いため、今多くの女性がビタミンD欠乏症になっているそうです。
つまり、日光を直接肌に浴びる機会がとても減っているためビタミンDが足りていない状態になっているということになります。
そこでおすすめしているのがサプリメントになります。
ビタミンDのサプリメントがありますので、そちらを積極的に摂取していくことで妊娠しやすい体と妊娠継続できる体に近付くことができます。
最後に
ビタミンDが足りているか足りていないかは、なかなか自己判断できるものではありませんが、ビタミンDを含んでいる食べ物をあまり食べていなかったり、紫外線対策をしていたり、足りていないかもしれないと思う方はぜひ積極的にビタミンDをとってみることをおすすめします。