こんにちは、メンタルケアサロン cococareです。
皆さんの中に「我が子が可愛いから育児を大変だと思ってはいけない」「やっと授かった子だから、子育てにイライラするなんてもってのほか」「育児は楽しい…育児は楽しい…(暗示)」と思っている人いませんか?
はい✋
私、そうでした。
でもこの考え方って自分で自分の首を絞めてるなと思ったので、同じように頑張りすぎちゃうママさんパパさんに届けたいなと思って記事を書いています。
どんなに我が子が可愛くても、我が子を愛していても、育児は本当に大変です。これが現実。
だからついイライラしちゃったり、大声出しちゃったりしてもダメなママだって思わないでほしい。
ちょっとでも気持ちが楽になるように考え方を変えてみましょう。
育児の大変さは想像以上
赤ちゃんを望んで妊活に取り組んでいる方は今の日本ではかなり多いんじゃないかなと思います。
中には不妊症で不妊治療を数年頑張ってやっと授かった方もいれば、不育症で何度も流産を経験してやっと出産できた方もいると思います。
夫婦で一緒に乗り越えた結果、待望の我が子を抱っこできたわけです。それはもう嬉しくない人はいないでしょうし、みんな自分たちの子供のことを可愛くて、愛おしくて仕方ないって思うと思います。
それは言わば当たり前の感情ですよね。頑張って、努力して、毎月涙して、やっと掴んだ話が子ですから。
そして始まった育児。
これがまた本当に本当に大変すぎて、心が折れかけてしまう方が多いのが現状です。
私もいつもの「なんとかなるでしょ!」といったなんとかなる精神で乗り切ろうとしましたが、想像以上にしんどいと思ったのが本音です。
月齢が低いうちはとにかく寝不足に体力をどんどん奪われ、大きくなると動き回る我が子から目が離せなくなり、遊びの楽しさを覚えてくると「遊んで遊んで!」とずっと追いかけてくる。
自分の時間なんて本当にありません。
お昼寝の時間や夜子供が寝た後にで何とか自分の時間を確保する人もいますが、普段から寝不足や仕事されている方は疲れもありますから子供と一緒に寝ちゃうのも当たり前だし、子供が寝ている間に溜まっている家のことをする人も多いのではないかと思います。
そうなると本当に自分の時間はほとんどとれず、ストレスがどんどん溜まっていってしまいます。
疲れていても休めず、休むと自分の時間がとれない。やっと横になったかと思うと子供が泣いて起きてしまい、抱っこすることになる。大変です、本当に。
育児は想像をはるかに超えるほど大変なのです。
子供にイライラするのはしょうがないこと
ストレスが溜まってくると、子供にイライラすることが増えてしまいます。
食べこぼしが多くてイライラ、全然泣き止まなくてイライラ、後追いがしつこくてイライラ、おしっこやうんちがおむつから漏れてしまってイライラ…
(おまけに何もしない旦那にイライラ)
自分の疲れがとれておらず、心の余裕もない状態だと子供のちょっとしたこと、子供と一緒だと当たり前に起こり得ることにかなりイライラしてしまいます。
しかしそのイライラを悪い意味で無理して押さえ込んでしまう人もいます。
「子供にイライラする」と愚痴を吐いてしまえば、子供がかわいくないと思っていると周りから思われてしまうのではないか…、子育てがうまくいってないと思われるのではないか…と思ってしまう人です。
こういう思考の方はまわりに子育ての愚痴を吐いたり、SOSを出すことができず、結果ひとりで抱えてしまって潰れてしまいます。
最悪の場合、自分が倒れるか、子供に手を出してしまうかどちらかになってしまいます。
育児はママが倒れてしまうと子供のためにもよくありません。
ママが倒れた後にパパがうまく機能してくれればいいですが、そうはいかない家庭が多いと思います。
産まれてすぐ上手にミルクを飲んだり、おしっこやうんちをおむつから漏らさずできたり、離乳食をこぼさず食べられる子はいないんです。
親からするとちょっとでも汚れないように工夫したり、泣き止み方を研究したり、できるだけスッと寝てくれるように試行錯誤してみたりしますが、それらがうまくいかないのが育児で、私たちの敷いたレールを走らず軽く飛び越えてしまうのが子供たちです。
ママは本当にみんな子育てに奮闘しています。
これだけママは育児に家事に仕事に…って精一杯頑張っているにも関わらず誰も褒めてくれないのでしんどくなるのも当たり前なんですよね。
それに加えて子供が愛おしいがあまり、育児のストレスを発散させずに溜め込んでしまうと後で取り返しのつかない事態を招きかねません。
育児がうまくいかないのは当たり前だし、そんなうまくいかない育児にイライラしてしまうのはしょうがないことです。
それと子供への愛情を一緒に括ってしまっては、自分自身がしんどくなってしまいます。
しんどさを認め、適度にストレスを吐き出そう
大人は長年培った経験値が高いため、たくさん工夫や対策ができます。
子供はたくさん遊び、汚し、笑いながら経験値を貯めていきます。
圧倒的に経験と知識のある中で子供に同じことを求めても無駄な話ですし、こちらがいくら対策をしようと通用しません。
なかなか大変なことですが、考え方を変えれば通用しない面白さもあります。
子供は本当に愛おしくかわいい。それはどの親も自然に感じていると思います。
でもどんなにかわいい我が子でも、育児は大変です。しんどいです。
ただそのしんどさを癒してくれるのもまた子供です。
あとはこのしょうがないしんどさやイライラすることを認め、適度にストレスを発散する方法を見つけましょう。
母子が離れてもいいんです。常に一緒にいなくてはいけないというわけではありません。実家に預けたり、乳児園に預けることは悪いことではありません。むしろママや子供の健康を守るために必要なことだったりします。
少しでも自分ひとりの時間を確保して、ゆっくり好きなことをしてほしいです。
最初にもお話ししましたが、イライラする原因のひとつに心の余裕の無さがあげられます。
ちょっと心に余裕があると「これくらいいっか」と考えることができますが、余裕もなくストレスでパンパンの状態だと「なんでこれもできないの!!」とカッと衝動的に怒鳴ってしまったり、イライラに繋がったりしてしまいます。
そのため心の余裕を作ってあげることが大事なんです。
心の余裕を作るやり方のひとつに、自分自身に自信を持たせてあげることがあげられます。
まずは自分のことを褒めてあげてください。普段褒められない家事をした時に「私が床掃除をしたからそんなにきれいになった!」とか、寝かしつけに成功した時に「この寝かしつけはパパにはできない。私にしかできない」とドヤるのもOKです。
普段当たり前にこなしているひとつひとつのことを見つめて褒めてあげることで自己肯定感が上がります。すると自分に自信を持つことができ、心に余裕ができてくるのです。
1日1個でもいいんです。
自分の良いところは必ずありますので、見つけて褒めてみてくださいね。
なかなかやり方が見つからない人は一緒に考えることもできます。
お気軽にご相談くださいね。