こんにちは、cococareの姫野です。
今回は私が死産してしまった時に同じ職場の先輩から言われたすてきな言葉をご紹介します。
死産してしまった時は2回目の妊娠の時なんですけど、これがまた結構大変だったんですよね。
詳細は長くなってしまうのでまた別記事にてお話ししようと思うのですが、この時は、NT(胎児浮腫)や臍帯ヘルニアを指摘されてめちゃくちゃショックを受けていた時期でもありました。
初めて聞く単語に、調べれば調べるほど絶望していて、仕事どころじゃなかったんですけど、よく頑張って行っていたなと思います。
そんな時、ふとその時の状況をぽろっと話をした先輩がいるんです。臨床心理士をしている大先輩だったんですけど、今の状況や、最悪お別れすることを考えているんです、なんて話をしたんですよね。
そしたら「赤ちゃんはね、お母さんのお腹の中にいる時がいっちばん幸せなんだって」と言ってくれました。
どんなにエコー写真で苦しそうでも、痛々しい状況でも、赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいる時が痛みなんてなく、幸せな気持ちでいられるそうです。
なので万が一、生きられなくなってしまった、心拍が止まってしまった、中絶してしまった、などのことがあっても幸せな気持ちでお空に帰ることができるそうです。
それを聞いてとても心が軽くなりました。
自分のお腹の中で赤ちゃんを育てているので、どうしても『自分のせいでこうなったんじゃないか』『自分の日頃の行いが悪かったんじゃないか』『あの時こうしていなければ・・・』などなど自責の念があとを立たない状況だったんですが、そんな私のお腹の中でも赤ちゃんは居心地が良いと思ってくれているんだ、と思うと何だかとても幸せな気持ちになりました。
自分自身に原因があるかもしれないけど、少なくとも赤ちゃんにとってはすごく幸せな居場所なんだって思うと、そんな赤ちゃんが良いと思ってくれている自分のことを悪く思ったり、責めるのはやめようと思えたんですよね。
結果、最終的には進行流産からの死産となってしまいましたが、私にとってこの妊娠はこれまでの流産経験の中で間違いなく自分の糧になった妊娠だったと心から思っています。
たった4ヶ月ではありましたが、私をママにしてくれたこの子に感謝ですね(^^)
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