こんにちは、メンタルケアサロン cococareです。
なかなか赤ちゃんを授かれない女性の多くが、赤ちゃんを連れたママさんへの嫉妬したり、友人・知人の結婚報告にイライラし、自分はこんな嫌な性格だったんだと悩んでしまう方が多いです。
今日はそんな妊活にまつわる嫉妬をテーマにお話ししてみようと思います。
このような感情を抱きやすい人というのは、不妊症や不育症で妊活を頑張っている人たちが主に感じてしまうことが多いのかなと思っています。
妊娠しない、妊娠しても流産を繰り返してしまうといった「底」を経験している分、赤ちゃんへの思いが強いので、赤ちゃんを抱っこしているママさんや周りの妊娠・出産報告にイライラしてしまったりするんですよね。
そしてこんな性格の悪い自分にショックを受け、涙が止まらない…。そんなご相談もよくお受けします。
まずひとつお伝えするとしたら、嫉妬してしまう、イライラしてしまう=性格が悪いわけではありません。
先程もお話しした通り、その分赤ちゃんへの思いが強いというだけです。
そもそも「嫉妬してしまって…、私は性格が悪いと思います…」と言われる方って皆さん元々お優しい方たちばかりですので、抱きたくない感情と葛藤を起こされて、具合が悪くなってしまっているパターンがほとんどです。
とても頑張っているのに私には赤ちゃんができない、出産することができない。なのに周りの人は簡単に妊娠・出産できてうらやましい…。
そう思っている方が多いと思いますが、あなたは赤ちゃんを抱っこするためにとても頑張っていますから、そう思うのは当たり前です。妬ましいと思うのも普通なのです。
自分が欲しいものを他人が持っていたら「いいなぁ」と思いますよね。それは悪いことではありません。
人と比べてしまって自分のことを惨めに思ったり、自分はダメだと思うかもしれませんが、わざわざネガティブな状況を他人と比べてもっとネガティブになる必要もないのです。
私は4回連続で流産・死産を繰り返した習慣流産の経験者ですが、かなり嫉妬もしましたし、同僚の妊娠も素直に喜ばなかったりと妬みのオンパレードでしたが、ある日不育症と診断を受けてからかなり吹っ切れ、嫉妬と付き合っていくことを選びました。
うらやましいからこそ、今はまだ手が届かないからこそ、必ず届いてみせると逆に自分自身に気合いをいれるようになっていました。
嫉妬でしんどくなったり、妊活に疲れを感じたら、自分への小さなご褒美としてちょっと贅沢なコンビニスイーツを買ってみたりと、小さな幸せを繰り返し感じるようにして妊活のモチベーションを保つようにしていました。
同じ仲間はたくさんいます。
SNSを見ていると同じ境遇の方が、たくさん情報発信をしてくれています。
思っていることを言葉にすることもとても大切です。
意外と旦那さんには話せないことも、第三者にはバーッと話せたりするものです。
嫉妬してしまうのは、それだけ赤ちゃんへの思いが強い証拠だし、決して悪いことではありませんので、嫉妬とちょっとでもうまく付き合っていけるようになると少しはリラックスして妊活に取り組めるかなと思います。